この事例の依頼主
10代 男性
相談前の状況
被害者の方は、事故により骨折したのですが、保険会社は事故とは無関係の骨折であるから1円も支払わないと主張。他の弁護士に依頼していたが、途中で投げ出されてしまったために私のところにたどり着いたとのことです。
解決への流れ
裁判を起こすと、保険会社の顧問医が事故と骨折との因果関係がないと意見書を書いてきました。しかし、こちらもつながりのある医師に意見をもらい、結果的に事故との因果関係があることを前提とした数百万円の和解が成立しました。未成年の被害者の方の高次脳機能障害の事案もありました。将来の介護費用、家の建て替え費用など色々な争点を乗り越えて1億円を超える損害賠償を獲得しました。※保険会社、顧問医は事故との因果関係を否定していたが、裁判所は事故との因果関係を認める前提の和解勧告をしてくれた。高次脳機能障害については、相当額の介護費用などが認められました。
保険会社の顧問医の意見書をひっくり返すことや、必要な介護費用を出得するには大変な苦労が必要でした。依頼者の方からは大変感謝されました。