この事例の依頼主
男性
相談前の状況
自転車に乗っていたところ、前方に停止していた車のドアが突然開いたために顔などを強打してしまい、退院後にご依頼いただきました。
解決への流れ
ご依頼者様は退院後にも仕事に支障があり、当初は相手保険会社から休業損害の支払いが定期的に行われていましたが、途中から休業と事故との因果関係に疑問がある等として、休業損害の支払いを止められてしまいました。そのような中でも、被害回復のためにご依頼者様に協力いただきながら後遺障害の被害者請求を行い、後遺障害等級12級13号に認定されました。その後、最終的に未払であった休業損害も満額に近い形で支払いを受ける形で示談が成立し、合わせて1000万円以上の賠償金を獲得しました。
休業損害の支払いを止められてしまい、ご依頼者様にとって苦しい局面もありましたが、適正な被害回復のために手段を尽くしたことが良い結果に繋がりました。いわゆる神経症状では、認められても後遺障害等級14級9号にとどまるケースが多いように感じますが、後遺障害診断書の修正を依頼したり、事故後の症状や仕事への支障を詳細に記載した陳述書を用意したりしたことが奏功し、12級13号の認定に繋がったものと思われます。