この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
依頼者は,借金が400万円近くあり,自己破産を免れないと思われる状況で,本事務所に相談にきました。木村弁護士が,債権者から債権調査票を取り寄せ利息計算をした結果,100万円近く債務を負っていると思われた1社について,実は過払金を有していることが判明しました。
解決への流れ
その1社を相手に過払金返還請求訴訟を提起し,業者を訴訟上の和解をして,500万円近く全額回収しました。その結果,借金を全て返済することができ,自己破産をしなくて済むとともに,数十万円の余剰が生まれました。
平成20年頃以前から借入れと返済を繰り返している場合には,今でも過払金が発生することがあります。借入れと返済の期間が古ければ古いほど,そして長ければ長いほど,過払金の額は多くくなる傾向にあります。全額返済しているものでも,過払金の返還を求めることは可能です。ただし,最後の借入れ又は返済のときから10年で時効になってしまします。そこで,早めに弁護士に相談されることが,問題の解決にとって有用です。