この事例の依頼主

年齢・性別 非公開

相談前の状況

保険会社の営業のお仕事をされている方からのご相談がありました。顧客を獲得するのに多額の経費が掛かりますが、会社では一部しか負担してくれないため、カードローンや消費者金融からの借入でやりくりしていました。もはや借りることのできない状況になってしまったが、どうしたらよいかをご相談されました。

解決への流れ

特定保険募集人として保険の営業を行うためには、破産をすることはできないので、従来通りに特定保険募集人として保険の営業を行うためには、お金の使い方を見直し、個人再生手続を選択しました。

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宮本 勇人 弁護士からのコメント

保険の営業を行っている方の中には、保険契約を獲得するために、会社では認めてもらえない多額の経費をかける方がいます。そのようなスタイルで営業を行っている方は、個人再手続によって、債務が減縮されても営業に行き詰まることがありますので、営業のスタイルを変えるとともに、もし、営業のスタイルを変えることが難しい場合は破産を選択して、職種の変更を検討することも考えてもよいでしょう。