この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
クリニックを自主退職したはずの医師が、事実に反するセクシュアルハラスメントや怠業の汚名を着せられたうえでの真意に反する退職であるとして、地位確認と慰謝料請求の労働審判を申し立ててきた。
解決への流れ
元従業員が医師で、相当高額の給与を得ていたことから、和解金額も相当高額になる懸念があったが、労働審判委員会から会社の満足する内容の和解条件が提示され、当該医師の給与からすれば低額である200万円の解決金支払での和解が成立した。
医師である元従業員から、セクシュアルハラスメントや怠業が濡れ衣であるとする詳細な主張が展開されたのに対し、PCの履歴の解析,従業員からの徹底したヒアリングを実施するなどして,元従業員の主張の不合理性を明らかにしました。