この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
個人再生のご依頼を受け、裁判所にて裁判官と面談を行う開始前審尋に行ったのですが、そこでは開始決定が出ませんでした。理由は履行可能性に疑義があると言うものでした。
解決への流れ
個人再生では、自己破産と異なり債務総額の一部を支払っていくこととなるため、ご依頼者様と相談し、履行可能性が出るように副業を探す、親戚からの援助を確実にするなどの具体的施策を発案し実行するという方針を決定し、裁判所にも資料の提出などを続けました。その成果があって1ヶ月後には、裁判所から開始決定を出す旨の連絡がありました。
個人再生の履行可能性がないと破産へ方針変更するのが通常ですが、ご依頼者様が破産を望んでいなかったため、できるだけのことをしたことが、ご依頼者様の意向に沿った結果につながりました。